【活性化剤の効果】
1.バッテリー寿命の延長
▶活性化剤は電極の表面積を増やし、放電(使用)中に形成される硫酸鉛の結晶を分散させ、結晶が大きく成長するのを防ぎます。
▶これにより結晶の粗大化が抑えられ、硫酸鉛の結晶が形成される際の体積膨張による電極破壊の可能性が減少します。
▶硫酸鉛結晶の粗大化によって破壊された電極は機械的にも弱くなり、道路からの振動などが電極の劣化をさらに加速させます。
▶また、硫酸鉛の結晶は電気絶縁体であるため、大きな結晶は充電時に硫酸に戻りにくい性質があります。
▶しかし、活性化剤を添加したバッテリーでは結晶自体が小さいため、より簡単に硫酸に戻ります。
▶その結果、新品に近いバッテリーに活性化剤を添加することで、添加していないバッテリーに比べて寿命を大幅に延ばすことができます。
2.バッテリー容量の増加
▶活性化剤は、硫酸鉛の結晶が大きく成長するのを防ぎ、結晶が形成される領域を分散させます。
▶これにより、放電中に硫酸から硫酸鉛への化学変換がより効率的に行われるようになります。
▶その結果、バッテリーから取り出せる電気の量が増加します。
▶弊社のデータによると、活性化剤を添加した後、バッテリーの電気容量は10%から20%増加します。
3.バッテリー補充液の補充間隔の延長
▶新品のバッテリー液は、比重1.28の37.4%硫酸です。
▶容量を超えて充電されると、余剰電力で水が電気分解され、酸素ガスと水素ガスに分解されて減少します。
▶バッテリーが弱まると新品時より容量が小さくなるため、水の電気分解が起きやすくなり、短期間での純水補充が必要になります。
▶つまり、バッテリー液の減少速度によって、バッテリーの残り寿命を把握することができます。
▶活性化剤を添加すると、放電中の硫酸結晶の粗大化を抑制して容量の低下を抑えることができます。
▶その結果、液の減少速度が遅くなり、純水の補充間隔を延ばすことが可能になります。
4.弱ったバッテリーの復活の可能性
▶電極が損傷しておらず、単に硫酸鉛結晶の粗大化によって電気容量が低下したバッテリー、つまり「弱った」あるいは「寿命に達した」バッテリーは、活性化剤を添加することで復活する可能性が高いです。
▶これは、活性化剤が粗大化した硫酸鉛結晶を充放電の繰り返しによって徐々に硫酸に戻し、さらなる結晶の粗大化を防ぐためです。
▶しかし、これまでの説明通り、バッテリーの電極自体が破壊されている場合は、活性化剤を添加しても物理的に復活させることは不可能です。
【活性化剤を使用する際の注意事項】
▶1.理想的には、新品に近いバッテリーに添加することで最良の結果が得られます。
▶⇒「新品に近い」とは、新品時から通常約2週間使用されたバッテリーを指します。
▶2.添加量については、本資料の裏表紙の表を参照してください。
▶⇒割合は、バッテリー液1,000ccに対して、活性化剤R1を5.0ccです。
▶3.添加する前によく振り、その後、適量を添加してください。
▶4.活性化剤を添加した後、活性化剤のカーボングラファイト成分を電極に付着させるため、約30分間アイドリングするか、通常通り運転してください。
▶5.作業時は、安全のため必ずゴーグルとゴム手袋を着用してください。
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