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第2回 名刺交換した相手の名前を一発で覚える方法

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名刺とネットワーキング(人脈づくり)

 

■名刺はビジネスの必須アイテム?

 

ビジネスマンなら名刺は必須アイテム!
誰もが信じて疑わないでしょう。

では名刺を持っていなかったら困ることは?

それは、

・名刺交換ができないこと。
・自分を相手に知ってもらえないこと。
・相手に失礼にあたること。

もっともです。

でも、名刺がないと自分を相手に知ってもらえないと思うのは
名刺の力を信じ過ぎです。

ちょっと考えてみてください。
あなたは名刺交換した相手をみな覚えているでしょうか?

交流会などで、名刺をもらう立場で考えてみると、
名刺をたまたま忘れてしまった相手ほど印象に残ります。
(その時の自己紹介の方法にもよりますが・・)

逆転の発想ですが、
相手に失礼になる点からも常時使える手ではありません。

 

■名刺交換した相手の名前を一発で覚える方法

 

さて、本題ですが、

名刺交換した相手の名前を忘れてしまうのはよくあることです。
かつての私もご多分にもれず名前を覚えるのは大苦手でした。

どうしたら名刺交換の時に一発で相手の名前を憶え、
しかも忘れない方法はないものか?

経験から、一番簡単で効果のある方法を教えます。

名刺交換するとき、必ず相手と話す時間がありますが、
その際に相手を役職だけで呼ぶ人が意外と多いのです。

「社長さん・・」「先生・・」などのように。

これが最悪なんです。相手には当然名前がありますね。
会話する時は役職よりもその名前を呼ぶことです。

「〇〇社長さん・・」「◎◎先生・・」あるいは、

「〇〇さん・・」「◎◎さん・・」と。

一、二分の会話の間に
相手の名前を何度も口にすればするほど
相手の名前と顔があなたの頭にインプットされるのです。

しかも、名前を呼んでくれたあなたの顔と名前も
相手にしっかりと印象づけられるのです。

 

■名刺交換のタブー

 

「また、ご連絡ください。」
「ぜひ、一緒に仕事をしましょう。」
「〇〇が必要な時は、ぜひ当社にご連絡ください。」

せっかく名刺交換したのだからと、
ここぞとばかりにこのようなセリフを使うのは逆効果です。

名刺交換は人脈づくり(ネットワーキング)の場です。

これらのセリフは、押し売りであって
人脈づくりに資するとはとても言えません。

こんなセリフを使うのなら名刺など無用の長物。
さしあたって名刺のことは忘れてください。

 

■名刺の最大の効用とは?

 

名刺について、もう少し考えてみましょう。

名刺の効用のうちもっとも大きなものは何だと思いますか?

それは、他の人の名刺がもらえることです。

名刺を渡せば、お返しに相手からも名刺を貰えますね。
これが一番大きなこと。

上手に使えば大きな資産になるかもしれません。

ただし、あなたが名刺交換の相手を
しっかり覚えていないと意味がありませんが・・・

では二番目は?
相手に、あなたやあなたの会社を知ってもらうことでしょうか?

ストレートに言えば、名刺交換によって
相手が自分を覚えてくれるというのは希望的観測です。

あなたが相手をよく覚えていないように、
相手はもっと覚えていない可能性が高いのです。

ただ再訪問する場合、一度名刺交換していれば
随分敷居は低くなりますね。

これが二番目の効用。

名刺の束は見込み客候補の名簿です。
セールス・リード(のちの営業のキッカケ)になりますね。

さて、最後の効用は?

セミナーや展示会などで名刺を渡すと何か貰えるw

セミナー資料だったり試供品だったり、
昼食や飲み物だったりするかもしれません。

これは相手が沢山の名刺を集めたい場合です。
実際はこんなことが結構多いのかもしれません。

 

■誤解してはダメ

 

ビジネスに名刺は付き物だといっても、
名刺はそのものが
あなたに成功をもたらしてくれるわけではありません。

名刺はあなたのネットワーキング(人脈づくり)の
小道具になるだけです。

先ほども書いた通り、名刺の最も大切な役割は
相手の名刺をもらうところにあるのです。

あなたと相手を繋ぐのに最も大切なのは
相手との会話です。

そして、相手との関係は
あなたがどんな言葉を発するかで決まってしまいます。

次回は、
「すぐに使えるネットワーキングのための会話の方法」
について、具体的に書いていきます。

第1回 とまらない紹介を作る本当のネットワーキング

 


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