「ライティング講座」カテゴリーアーカイブ

「オッカムの剃刀」で洗練された文章を|客を呼び込むライティング講座【第7回】

Razor

■オッカムの剃刀(カミソリ)

 

久しぶりのライティング講座です。

今回は、科学的思考法で
あなたの文章をスッキリ洗練させる方法をお教えします。

 

オッカムの剃刀」をご存知ですか?

毎日のSNS、ブログ、メルマガ投稿や
仕事上のレポート、プレゼンテーションボード、
原稿作成などにとても役に立つ剃刀です^_^

8-18

「オッカムの剃刀」;Occam’s Razorとは、
中世イギリスの神学者ウィリアム・オッカムが
提唱したことで名付けられました。

オッカムの剃刀の法則と言われることもあります。

さて、これはどんなカミソリなんでしょうか?

文章にすると
ある事柄を説明するのに、必要以上に多くを仮定するべきではない
ということ。

思考の断捨離。哲学や科学における思考節約の原理です。

つまり、「ある事柄を説明する」ときには
無駄なものを削ぎ落とし必要最小限にすること。

この削ぎ落とすということから、
のちにオッカムの剃刀と呼ばれるようになりました。

日常の文章作成でオッカムの剃刀に近いのは
「推敲」でしょうか。

推敲とは、文章や詩を「推し」「敲 (たた) いて」
よりレベルアップさせること。

本来の意味はカミソリとは異なりますが、
行う作業は近いものがありますね。

余談ですが、その最も先鋭化したものが俳句といえるでしょう。

 

■具体例は

 

オッカムの剃刀の具体例はこんな感じです。

「Aさんがサマージャンボ宝くじを買った。
神棚に上げて当選発表の日まで毎日お祈りをし続けたお陰で、
なんと7億円が当たった。」

オッカムの剃刀を使うと、

「Aさんがサマージャンボ宝くじを買った。なんと7億円が当たった。」

ということになります。「なんと」も不必要かも。

味もそっけもない事実のみの文章になりますが
事実を正確に把握するためには重要です。

お祈りのせい…という下りには客観性がありませんものね。

 

■カミソリの使い方

 

さて、自分で文章を書く時に
とても役立つオッカムの剃刀の使い方はこれ。

①まず、できるだけ簡明な文章を書きます。
②そしてさらにそこから削ぎ落せるものをカットします。
 これがオッカムの剃刀を使った文章の背骨です。
③もちろんこれだけでは文章として味気ないので、
 装飾過多にならないように形容句をくわえます。
④そして最後に推敲。

こうすると、読者の方にもスッと入る文章が書けますよ。

余談ですが、
この書き方は文学などとは相反するようにみえますが
AIが文学を書く時代です。

オッカムの剃刀は、きっとそのプログラムのベースに
なっているのではと、一人ニヤニヤする今日この頃です。

 

追伸:この文章はオッカムの剃刀を一切使わずに書いたものです。
お叱りはご容赦下さい。

 


<PR>

創業一か月で1000人の顧客を集める方法とは?
>>メアリエレン・トリビーのリストビジネスの教科書
list-business


営業が不得手な方にこそ!
自分から営業するのではなく、向こうから勝手に見込み客が列を作ってやって来る。
それこそが、“紹介の連鎖”。

jinmyaku-katsuyou01


「賢いマーケティング」とは、
あなたの脳を使うことだけではない。
あなたの顧客の脳を使うことでもあるのだ!

brain-marketting

短くても多くを得られるランディングページ|客を呼び込むライティング講座【第6回】

landing-page-title

間違いだらけのランディングページ

 

■まるで巻物?

 

ランディングページといえば、

縦長のロールカーテンのイメージではないでしょうか。

 

ひどいものは、巻物を縦に広げて見るような長々としたのもあります。

 

長い文章と説明でページを埋めていくこのやり方を

重みでたわむページ症候群

と言います。

 

これはまるで病気を誘発するようなページの作り方です。

 

1ページに情報を詰め込みすぎると、

訪問者はその情報をふるいにかけなくてはならず

多くの負担を強いられることになります。

 

今はモバイル端末の時代。

長すぎるランディングページは

読み手を全く別の道に迷い込ませるかもしれません。

 

残念ながら、あなたが見込み客と思っている訪問者は

まだそれほどあなたに夢中になっていないのが現実です。

 

隅から隅までしっかり読んでくれるなんて期待しないほうが賢明です。

 

ではどうすれば・・・

 

■サイトの訪問者を購入者に変えるランディングページの作り方

 

landing-page-s

①メールメッセージとランディングページのミスマッチをなくす

 

これは当たり前のことのようですが、

実際には40%以上のEメールのキャッチコピーが

目的のランディングページの見出しに反映されていない

という結果があります。

 

②無料オファーの手を抜かない

 

あなたがランディングページで無料提供するコンテンツは

見込み客にとって素晴らしいものですか?

 

それが宣伝文句を多用したパンフレットなどだったら

せっかくの訪問者がそこでリターンしてしまいます。

 

③情報過多にならない

 

これは、この記事の最初で

■まるで巻物? で述べたことです。

 

④キャッチコピーの注意点

 

あなたのランディングページのキャッチコピーは、

訪問者にとってメリットのあるものになっていますか?

 

そのキャッチコピーは、

A.  あなたの製品の説明中心

→「Photoshopなら髪の毛の切り抜きも自由自在!」

B.  その製品による購入者のメリット中心

→「髪の毛を切り抜く時間も半分。Photoshopならココアもゆっくり楽しめます」

さあ、どちらでしょう?

 

AとBではクリック率に差が現れるのは当然ですね。

 

このほかにも、

⑤二人称と能動的な言葉を使う

⑥とにかく分かりやすく

⑦視覚に訴える⇒見せるページに

⑧訪問者の不安を取り去る⇒証拠を掲載する

などの注意が必要です。

 

■ランディングページの失敗例

 

シルバーポップが150社のランディングページを調査した結果、多くの企業が顧客と見込み客の注意を引くことに失敗していることが分かった。

・見出しでE—Mailのキャッチコピーを繰り返していないランディングページ:45%

・見かけや印象が元のページと一致していないランディングページで顧客を混乱させているもの:30%

・記入欄が多すぎる(10項目以上)ランディングページ:45%

・訪問者の注意を散漫にするナビゲーションバーのあるページ:70%

・長すぎる(2画面以上スクロールするもの)ランディングページ:25%

*出典:ローレン・マクドナルド(Eメールマーケティングのベンチマーク 2014年5月22日)

 

■A/Bテスト

 

訪問者に対してどのくらい効果があるのかテストしていますか?

WEB制作会社に任せきりでは本当に欲しい結果は得られません。

 

あなたのターゲット・製品・サービスなどによってテストの内容を選択することが必要です。

効果を挙げるには制作会社と十分な打ち合わせをしてください。

 

【A/Bテスト例】

リンゴとブドウのどちらが売れるか?

リンゴだったら

富士と津軽(リンゴの種類)のどちらか?

富士なら・・・

というように効果のより高い(売れる)ランデングページに近づけることが必要です。

 

キャッチコピーの注意点で書いたように、

リンゴとブドウは、キャッチコピーのAかBか ということになります。

 

■キモは3つのシンプルな情報

 

最後に、キモを述べます。・・・ここだけ読んでもOKですよ(^▽^)/

 

理想的なランディングページは、

訪問者に3つのシンプルな情報を与えるだけで十分です。

①訪問者がどこにいるのか?どこにランディングしたのか
⇒キャッチコピーのミスマッチをなくして訪問者を迷わせない

②訪問者に何を提供するのか?またそれがどれだけ素晴らしいか
⇒無料オファーに手を抜かない

③その素晴らしいもの(情報)を手に入れるために、次にすべき行動は何か
⇒失敗例参照

とにかくシンプルイズベストを心がけて下さいね。

■事例紹介

お客が集まるオンライン・コンテンツの作り方


http://directlink.jp/tracking/af/1411540/po6jHAGN/

 


【推薦ビジネス書籍】

著者によれば、高い収益を上げる「セールスの魔術師」たちは、「消費者心理学」という特別な「トリック」を使っているのです。
これこそ人々にものを買わせるパワフルな原理で、この原理は売るものが何であるかに関係なく、“あらゆる”ビジネスに有効です。
本書は、効果が実証済みの、消費者心理学に基づく強力なセールス・テクニックを21項目に分類して解説しています。


ソーシャルメディアのあり方についてやそのとらえ方について、目から鱗の一冊だと思った。この本の価値を短く表現しているのが241ページにある。
「人は誰も自分に都合の良いように物事を解釈したがり、パターンの存在しないところにパターンを見出したがる。
あくまでも厳密な統計結果が出るまで、テストをやり遂げる自制心が必要だ」というくだりでは、思わず下を向きたくなるほど、身につまされた。
経験を積めば積むほど経験則に頼りがちになり、正しい判断から遠ざかっていくかもしれないことを忘れないためのバイブルと言えるかもしれない。

検索エンジンに好まれるブログ投稿の長さとは|客を呼び込むライティング講座【第5回】

【第5回】ブログの長さとSEO

 

■検索されやすさ

 

「ブログの長さ」と言ったとき、あなたは何を考えますか?

 

何字くらい書けば格好がつくかな?
何字くらいだったら読んでもらえるかな?
長いブログは面倒だな。
・・・・・

 

そもそもブログは何のために書くのでしょう。

 

自分だけの日記という場合は、好きなように書いて構いませんが、
ほとんどの場合は、他の人に読んでもらうためです。

 

何を当たり前のことを、と言われるかもしれませんが

 

「多くの人に読んでもらうため」なら一番に考えなくてはならないのが
検索されやすさです。

 

マーケターのアンディ・クレストディナーの調査によると
どうも検索されやすい長さがあるようなのです。

 

検索エンジンに好まれる長さは何文字くらいか?

 

結論から言えば、理想的な長さは1,500ワード前後だそうです。
もちろんワードというのは英文の1,500語ですね。

 

 

■日本語の文字数にすると

 

では日本語に直すと何字になるのでしょうか?

 

これを調べた方がいます。

 

その結果によると、英文のワード数を日本語の文字数に換算すると、

 

約2.6倍という結果になるのだそうです。
→ http://jimclear.cocolog-nifty.com/blog/2011/12/16-799f.html

 

したがって、1,500ワードは3,900文字

 

何と400字詰め原稿用紙約10枚分‼️

 

私のブログは大体1,200〜2,000字ですから、
倍以上書かなくてはなりません。
結構大変ですね。

 

ただ、1,500ワードという数字にあまり囚われることはありません。

 

無理やり内容を膨らませる必要もありません。

 

読むのは読者です。
内容が伴わないものは意味がありませんものね。

 

■ブログ以外のコンテンツでは

さて参考までに、ブログ以外のコンテンツの長さに関するガイドラインはどうでしょう?

 

電子メールの件名は、50文字以下

 

ウェブサイトの一行の字数は、12ワード=31字

 

一段落の行数は、一行〜最大3、4行

 

YouTube動画の長さは、3分〜3分半
 YouTubeは2番目によく利用される検索エンジンです。(日本では3番目)
 動画を最後まで見る視聴者の割合が動画ランキングの決定要素です。
 長さには十分留意して制作してください。

 

ポッドキャストの長さは、22分以内

 

タイトルタグの理想的な長さは55文字

 

メタ記述とは、そのページの要約を挿入できるタグ。
 ユーザーのクリック率に影響します。この理想的な長さは155文字。

 

Facebook投稿の理想的な長さは100〜140文字。
 ツイートと同じくらいの文字数と言われます。
 今度実際に実験してみようと思います。

 

Twitterのツイートの文字数は、120〜130文字。
 リツイートするときのコメント分を空けておくと良い。

 

ドメイン名の長さは、以前から言われていることですが8文字。
 覚えやすさということから。

 

これらはあくまでもガイドラインです。
とわられる必要はありませんが、参考にして下さい。

 

私個人としては、日本語の場合Facebookの文字数は短すぎる気がします。
先ほども書きましたが、実験してみる価値はありますね。

 


 

■お客が集まるオンライン・コンテンツの作り方

 

onlinecontents
この本には、コンテンツ作りの
具体的な方法がきっちりと書かれていて
実際に作るときに非常に参考になります。

 
なので、もしコンテンツ作りで
どうしていいか分からないという方は
是非、一読されるといいかもしれません。

http://ow.ly/3zcy9s

 

※ちなみに、この投稿の文字数は1,464文字

ライティングスタイルを決める15のアプローチ|客を呼び込むライティング講座【第4回】

【第4回】ブログや記事のスタイルを決める

 

■もう一度重要なポイント

 
第2回で、「文章の書きだしが成否を決める」ことをお話ししましたが、

重要なことなので、ここでもう一度整理します。

 

①書こうとする文章の最重要ポイントを一文に纏め、そのページの冒頭に置く。

②その主題に関連する、あるいは補うキーポイントを順に挙げる。

③次に、主題を別の表現に発展させた文章で、一つか二つの段落を作る。

④最後に各段落を見直して、全体として流れの良い文章にする。

 

文章全体を上の視点から推敲することで、より読者の興味を惹く文章になります。

 

■スタイルの決め方

 
さてその上で、今回はブログや記事のスタイルの決め方です。

どうしたらコンテンツをうまく纏めることができるか?

これは、ライティングの時、誰もが悩むことです。

 

その解決方法として、

あなたが書きたい内容について、どんな表現スタイルが合うか

という視点からアプローチすると、あなたのモヤモヤを

すっきりとしたスタイルに変えることができます。

 

書く時間もずっと短縮されること間違いなし!

 

そのアプローチ方法がこちら(あまりいい例でないのはご容赦ください)

 

1.クイズ形式

<例>クイズあなたの生活破綻度は?

2.読者に疑いを投げかける

<例>あなたの生活は破綻するか?

3.問題を解説する

<例>誰にでもわかる生活破綻度

4.事実を紹介する

<例>私ははいかにして破綻生活を脱出したか

5.反対意見を提示する

<例>あなたの生活は自分で思うほど破綻していない

6.How To 形式にする

<例>あなたを生活破綻から守る5つの方法

7.禁止事項を提示する

<例>これが生活破綻に陥る3つの兆候

8.自分の経験を書く

<例>私はこうして生活破綻に陥った

9.比較する

<例>生活破綻への5段階

10.Q&A形式にする

<例>生活破綻に陥らないための5つの質問への回答

11.確実なデータによる裏付け

<例>40代で生活破綻する人が増加…消費者庁調査

12.専門家あるいは世の中の声を取り上げる

<例>このままでは生活破綻でしょうか?怖いです

13.斬新な意見を紹介する

<例>生き方を変えれば生活破綻はありえない

14.本当に重要な情報を共有する

<例>生活破綻防御:これだけは知っておきたい…

15.あえて文学的な表現を使う

<例>この話題にまつわるコミックの筋書き、俳句、詩などで表現

出典:「How to Write for #SocialNetworks」ポール・ギリン

 

このようなアプローチ法を使う目的は、

読者が読まずにいられなくなるものを書くということです。


http://ow.ly/3zdeob

64method

インク(ink)よりシンク(think)だ|客を呼び込むライティング講座【第3回】

【第3回】 Think it then ink it

■アイディアの出し方

 

「どうやって漫画のアイデアを引き出しているのですか?」

と質問され

 

インク(ink)よりシンク(think)だ

 

と答えたのは、

『ニューヨーカー』誌の象徴ともいえる

風刺漫画担当編集のロバート・マンコフ氏。

 

そして、こう続けます。

「実際には秘訣というものはない。ただひたすら考えるだけだ」

 

■”Think it then ink it”

 

この名言はそのまま

コンテンツライティングに置き換えることができます。

 

書き始める前にどれだけ考えられるかが

優れたライティングをする上で重要なのです。

 

急がば回れ!ですね。

 

最初のステップは

「どのように」言うかを考える前に、

「何を」言いたいのかを考えること。

 

当たり前のことのように聞こえますが、

実際には「見る前に跳べ!」的な書き方

をする人が非常に多いのです。

 

そして行き詰ってしまう・・・

結局、完成までに膨大な時間がかかるのです。

 

■急がば回れ

“walk don’t run”

ベンチャーズも言ってます(…おっと冗長でしたね(笑))

 

最初にすべきは

書こうとする文章の目的、目標、ミッション、

キーポイントや方向性を読者にどう伝えるか、

大まかなメッセージをつかむことです。

 

何を考えるべきかを知っているかどうかで

コンテンツの書き方は大きく変わります。

 

結局それが売り上げにも影響してくるのです。


 

コンテンツ・マーケティング64の法則

64method

 

■客を集める記事の書き方

お客さまを集める記事と

見向きもされない記事は何が違うのか?

 

お客さまをファンにする記事と

そうでない記事では何が違うのか?

 

売上に直結する記事と

いい話聞いたなで終わる記事では何が違うのか?

 

その答えは、

http://ow.ly/3zdeob

64method