[日本の事例]1着15万円のニットで独占市場を作る

夕日を独占するように・・・

 

■10ヵ月先まで予約のニット

 

常識で考えれば、
1着15万円のニットなんて
高すぎて誰も買わないように
思えますよね(笑)

 

ですが、
気仙沼ニッティングという
企業様が販売するこのセーターは
およそ200着もの予約注文が
あるそうです。
http://www.knitting.co.jp/

 

編み上がるのにかかる時間から計算すると、
10ヶ月先まで予約が埋まっている
ということになります。

 

服飾メーカーという枠で見れば、
ファーストリテイリングや
しまむらという
大手の競合がいるにもかかわらず、

 

10ヶ月先まで予約が
埋まっているというのは
驚異的な事実ですよね。

 

気仙沼ニッティングは
40人くらいの規模の企業ですが、

 

特に、規模の大きくない企業や
個人事業主にとっては、

 

10ヶ月も先のお客さんが
既に獲得できていれば
安心してビジネスを進められる
ことでしょう。

 

■市場独占の秘密

 

さらに言えば、
常に自分が供給するよりも
多くのお客さんがいるので、
業界の動向や景気に左右されることも
ありません。

 

まさに、市場独占状態です。

 

では、
どのようにこの状態を
作り出したのでしょうか?

 

1日で3ヶ月分の顧客を集める
市場独占マーケティング』によると、
このような独占市場を
作り上げる4つの戦略があります。

 

例えば、先に挙げた
ファーストリテイリングや
しまむらは、

 

低価格」という戦略を使って、
多くのお客さんを獲得しています。

 

当然、
小さな企業が
大企業に太刀打ちできるほど
安価な製品を作るのは難しいでしょう。

 

ですが、
気仙沼ニッティングは
「価格」とは対極にあるものを
マーケティング戦略として押し出すことで、
独自の市場を生み出し、
10ヶ月分のお客さんを集めています。

 

その対極の戦略とは、
人間関係」を重視したアプローチです。

 

気仙沼ニッティングでは
一人ひとりに合わせた
オーダーメイドのセーターが主力商品です。

 

採寸から、編み上がり具合のやりとり、
商品の発送、アフターサポート

 

お客さん一人ひとりと
コミュニケーションしながら
セーターを作り上げているんです。

 

■大手では参入できない市場を取る

 

このように、
大手の企業が
「低価格」を戦略として
打ち出している一方で、

 

気仙沼ニッティングは
「人間関係」を重視した
戦略を取ることで
独自の市場を作っているんですね。

 

「低価格」を打ち出している企業は、
一人ひとりのお客さんに寄り添う
気仙沼ニッティングのような
手法を取ることができません。

 

つまり、
どんなに大手でも参入できない
独占市場を作り上げることが
できているということです。

 

気仙沼ニッティングは、
競合が取ることができないような
対極の戦略を的確に選んだことで、
成功を収めているんですね。

 

■独自市場を取る4つの戦略

 

もしあなたが、

 

1日で3ヶ月分の顧客を集める
市場独占マーケティング』に書かれている、
競合が取ることができないような
独自の戦略を4つの中から選ぶことが
できれば、

 

どれだけ競合が多くても、
自社だけの市場を作り上げ、
きっと気仙沼ニッティングのように
何ヶ月分もの顧客を一気に獲得することが
できるでしょう。


クリックして詳細を確認する。

 

また、
本書で紹介する戦略は
「価格」、「人間関係」だけではありません。

 

他にも、
2つの戦略があります。

 

1つは、
「いつでもどこでも、なんでも買える」
というような利便性を押し出した戦略。

 

もう一つは、
その対極にある戦略です…


クリックして詳細を確認する。

 

 

■読者の感想

1日で3ヶ月分の顧客を集める
市場独占マーケティング』の読者の感想です。

ドラッカーもダン・ケネディももれなく商売にとって重要なのは「マーケティング」であり、その要となるのは「顧客」と言っていますが、具体的な手法についてはそれらの全ての書籍を読むか、他の指南書がないと理解しづらいのも事実です。
その中でも本書は「超売り手市場を作る7つの原則」とある程度絞っていて、とてもわかりやすく、すぐに実践できそうです。
本書で特にすごいと感じたのが「弱点を隠さずに逆手にとる」「クライアントは待たせてかまわない」「流行に逆らってかまわない」など他の指南書ではタブーかと思えることも、その理由と事例で書かれていて、目から鱗です。
そして最後には「クレイジーな時代チームを作る」として「3つのゲーム」などわかりやすく表現しています。
小生は読みながら重要だと思われるところに付箋紙をつけるのですが、重要なことが多すぎて書籍が付箋紙でいっぱいになりました(笑)
それぐらい読み応えがある書籍です。
「集客ビジネス」を考えている方は必読書だと断言できます。
姫野益輝 様


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