「講座」タグアーカイブ

一流と一人前

何をもって「一流」とするかは、人それぞれだと思います。

もし仮に、ミシュランの三つ星が
「一流」の料理店の証なのだとしたら、
東京にはわずか12店しかありません。
(ミシュランガイド東京2015)

じゃあ他のお店の料理は美味しくないのかといえば、
全くそんなことはないですよね。

誰かから「一流」と呼ばれなくたって、
ちゃんと一人前の料理人として美味しい料理を提供し、
お店を切り盛りしている方はたくさんいます。

一流になるには才能が必要ですが、
一人前になるには教育と訓練があれば十分
この言葉はドラッカーが残したものですが、
ずばりこれは会社の経営にも当てはまります。

社員が一流である必要はありません。

一人前であれば、それで十分会社は回るのです。

そして一人前にするためには、経営者は
答えを与えるのではなく、
常に考えさせる必要があります。

答えを知っていてもあえて質問し、
経営に巻き込むのです。

「そうすることで、社長が普段何で困っているかを
わかってもらえるようになる」
と、ドラッカーは言います。

ドラッカーは経営者に多くの金言を残してくれましたが
その著書の多くは、
片手間で学ぶには難解なものばかりでした。

でも今はわずか90分たらずで、
わかりやすくドラッカーを学ぶことできます。

もしあなたが、ドラッカーに興味はあったが、
本が難しそうなので敬遠していたのでしたら、
今回のこの講座は間違いなくお役に立つでしょう。


http://directlink.jp/tracking/af/1411540/gWlDuADz/

 



【推薦ビジネス書籍】

著者によれば、高い収益を上げる「セールスの魔術師」たちは、「消費者心理学」という特別な「トリック」を使っているのです。
これこそ人々にものを買わせるパワフルな原理で、この原理は売るものが何であるかに関係なく、“あらゆる”ビジネスに有効です。
本書は、効果が実証済みの、消費者心理学に基づく強力なセールス・テクニックを21項目に分類して解説しています。


ソーシャルメディアのあり方についてやそのとらえ方について、目から鱗の一冊だと思った。この本の価値を短く表現しているのが241ページにある。
「人は誰も自分に都合の良いように物事を解釈したがり、パターンの存在しないところにパターンを見出したがる。
あくまでも厳密な統計結果が出るまで、テストをやり遂げる自制心が必要だ」というくだりでは、思わず下を向きたくなるほど、身につまされた。
経験を積めば積むほど経験則に頼りがちになり、正しい判断から遠ざかっていくかもしれないことを忘れないためのバイブルと言えるかもしれない。

納豆の売り上げを一気に伸ばした一つの変更とは?

5414cd666254af97101fe5c13e1e42b9_s

これは実際にあった話です。

熊本にある納豆を製造している丸美屋
という会社があります。

この丸美屋で売っている納豆に
1つだけある変更を加えたところ
売上が一気に伸びたそうです。

さて、ある変更とは何でしょう?



それは、味でありません。
それは、価格でもありません。
それは、安全性を強く謳ったわけでもありません。

もしかしたら、
勘の良い人はわかったかもしれません。。。

それはパッケージです。

パッケージを猫のイラストが入ったものに
変えたのです。

これがそのパッケージです。

見たことありますか?

これは地元のデザイン学校の学生が
書いたものだそうです。

納豆のパッケージにはあまり見られない、
奇抜な(?)デザインが受けて購入されているみたいです。

たしかに納豆ではあんまり見ないデザインですよね。

つまり、お客さんはパッケージで
商品を買っているということになります。

味でもなく、メーカー名でもなく、価格でもなくです。

ビジネスをやっている人なら、
もっと良い商品・サービスを届けたいと誰しも思いますよね?

そして実際によりよい商品にしようと
日々品質改善しています。

特にメーカーならそれに全勢力を掛けている
といってもいいぐらい。

味がおいしくなったとか
新たに機能が増えたとか、
今よりも壊れにくくなったとか、

そんな改善を日々繰り返しています。

でも、考えてみてください。
お客さんにとって品質とは何でしょう。

特に、私たち日本人にとって品質の良さは当たり前のこと。
品質はすでに空気のような存在なのかもしれません。

品質がいいのは当たり前。
その上で、お客さんは
もっと違うことを求めているのかもしれません。

経営の神様ドラッカーは
次のようなことを言っています。

「マネジメント」より引用
===============
顧客が買うものは価値である。

コレに対してメーカーが生産するものは価値ではない。
製品を生産し、販売するにすぎない。

したがって、メーカーが価値に考えるものが
顧客にとってはムダであることが珍しくない。
===============

結局のところ、お客さんが何に価値を感じるか?

です。

そしてお客さんが何に反応するかを知る手立ては
お客さんに直接聞くことです。

聞いてみると、
意外なものに価値を感じることが
わかるかもしれません。

丸美屋のような実際の事例を通して
ドラッカーの経営戦略を学び、
活用できる講座を試してみませんか?

「ドラッカー戦略短期集中講座」

hujiya-kouza