■報連相の弊害

 

部下から突然メールが来たが
結局何がいいたいのかわからないので
自分から確認しないといけない…

「この案件はいつ仕上がる?」
と聞くと、
返ってくる答えは
「今やってます」
という的を射ない答え…

こんな経験
しょっちゅうではありませんか?

報連相という言葉を鵜呑みにして
自分でろくに考えもせず
とりあえず報告。
とりあえず連絡。
とりあえず相談。

まさに「とりあえず」症候群！

彼らは無自覚にあなたの時間を
奪っています。

それだけでなく、

社内での自分たちの立場を
自ら危うくしていることに
まったく気づいていないのです。

 

■コミュニケーション能力不足

 

彼らは、
コミュニケーションのとり方が
全くわかっていません。

もちろん、
このようなコミュニケーション能力不足は
自発的に改善するものではありません。

この問題の解決策として、

あのダン・ケネディは、
このように言っています。

＝＝＝＝＝＝＝

私に連絡したいときは、
メールではなくファックスで
書き送ってくるように伝えている。

また、何か問題があったときは
基本的な情報と問題に対する
解決策を最低3つ、文書で用意させる。

紙に書くことでじっくり考えて
首尾一貫した文章を書けるようになる。

これでひとまず、
部下が叫びながら自分のオフィスに
飛び込んでくることもないし、

理解不能なメールを送りつけてくることも
なくなる。

さらに、
部下はあなたに問題解決を任せる前に
考えざるを得なくなる。
彼が優秀な人間なら、
自力で解決してしまうはずだ。

もし、問題について
話し合わなくてはならない場合でも、
一度会話するだけで済む。

＝＝＝＝＝＝
『世界一シビアな社長力養成講座』より

このように、ダン・ケネディは
クライアントや部下を教育して
彼らに自分で解決させる習慣を
つけさせていたんですね。

あなたの部下の
コミュニケーション能力に問題があるなら、

問題があったときには文書を用意させ、
徐々に口頭でもきちんとコミュニケーションを
取れるように教育してみては
いかがでしょうか?

 

■あなたの時間を守る

 

これであなたの時間が
不用意に奪われることは
なくなるでしょうし、

部下はあなたに相談する前に
自分で考える習慣がつくので、
一人で問題を解決できるようになるでしょう。

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■読者の感想

『世界一シビアな「社長力」養成講座』
の読者の感想です。

 

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