「中性子爆弾ジャック」と呼ばれた男

経営者のほとんどは従業員に好かれようと頑張っている。(9/20/2018 加筆編集)

 

■建物や設備は残っても人は残らない

 

中性子爆弾ジャック

これは、ある人物につけられた
あだ名です。

随分物騒ですよね(笑)

 

ご存知かもしれませんが、これは
ゼネラル・エレクトリック(GE)社の
経営者、ジャック・ウェルチにつけられた
あだ名です。

彼がCEOに就任したときに
掲げた戦略は、「選択と集中」でした。

業界で1位や2位の事業だけを
選択して、それ以外の
事業をことごとく撤退。

 

例えば、
当時は日本の家電が強く、
ウェルチはGE社の家電事業部を
放棄しました。

その結果、
ウェルチが就任当時40万人いた
従業員は、30万人にまで減ったそうです。

GE社が好成績だったのにもかかわらず…

 

このような大規模な解雇を行ったので、
「建物や設備は残っているけれど、
人は残らない」という皮肉から

「ニュートロン・ジャック」

つまり中性子爆弾と呼ばれ、
非難が殺到しました。

(中性子爆弾は放射線によって
建物を壊すことなく、生物だけを攻撃します)

 


■まさにカルロス・ゴーン

 

一方で、ウェルチの業績は
まさに「偉業」と呼べるものでした。


(http://next.rikunabi.com/journal/entry/20141009より)

ウェルチがCEOに就任していた
20年弱で、
GE社の株価は4ドルから133ドルに。

売上高は272億ドルから1732億ドルに伸び、
利益は16億ドルから107億ドルに増加しました。

 

解雇された10万人以上の
元従業員からは恨まれた一方で、
素晴らしい成果を出したウェルチ…

まさに日産を再生した
カルロス・ゴーンがダブります。


■あなたはどんな従業員が欲しいか

 

さて、
ウェルチは経営者として
「正しかった」のでしょうか?

 

『ダン・S・ケネディの
世界一シビアな「社長力」養成講座
にはこのようにあります。

 

【従業員に好かれる経営者は
「無能」の代名詞】

“ビジネスオーナーのほとんどは、
従業員に何度もチャンスを与え、

ダメな従業員であっても
寛容に接し、
解雇せずに自分を曲げて耐えている。

経営者のほとんどは
従業員に好かれようとして
頑張っている。

しかし、彼らは
従業員に働いて利益を生み出してもらうために
給料を払っているのだということを
忘れている。

それに、
従業員に好かれる経営者が
会社のためにより高い生産性と
より多くの利益を生み出すということを
証明するものはまったくないのだ。

(中略)

経営面での重要な判断とは、
「あなたはどんな従業員が欲しいか」に
関することだ。

個人のクライアントやグループに
この質問をすると、
返ってくるのはたいてい
耳当たりのいい漠然とした言葉だけ。

「生産性の高い従業員」
「気配りのできる従業員」
「誠実な人間」
「コミュニケーション・スキルの高い社員」

多くのふざけた考え方に反して、
従業員を雇う唯一の理由は、
「利益を生むため」だ。

その従業員を雇えば、とりあえずは
雇わないより多くの利益を得られる。

従業員を雇う唯一の理由は、
「彼を雇うことによって
雇うことによるコストの
何倍かの利益を上げることができる」
ということなのだ”

 

かなり辛辣で容赦のない
物言いですが、

ダン・ケネディが言うには、
会社において、
従業員は利益を生み出すためだけに
雇われているのであって、

それが達成できないなら、
その従業員を雇わずに
銀行にお金を預けたほうがマシだ
ということです。

 

ダン・ケネディが
ジャック・ウェルチを
どう評価しているかはわかりませんが、

少なくとも、
利益を生まない従業員を
解雇することは
経営者として当然だ
としています。

あなたはどう思われますか?

 

もしあなたが、
「従業員に好かれる経営者が
いい会社をつくる」といった
世間の常識に疑問を感じているなら、

キレイゴトしか言わない
経営者の本やインタビュー記事に
辟易しているなら、

『ダン・S・ケネディの
世界一シビアな「社長力」養成講座
を手にとってみてください。

 

マーケティングの世界的権威が教える、
情け容赦のない、屁理屈もない
ただ利益を出すためだけの戦略を
実行することができるでしょう。

詳しくはこちら

http://directlink.jp/tracking/af/1411540/RfkPDu1G/

 

■読者の感想

世界一シビアな「社長力」養成講座
の読者の感想です。

【自分の指標になる本】
タイトルからして目からウロコ!
ひとことで言うと、救われた一冊です。
とかく「ジクをぶらさず、貫き通す」と摩擦がおき、人にいい顔をすると現場は穏やかだけど、甘くなる。
よく「楽しい現場♪」というフレーズを目にしますが、いつも違和感がありました。もちろん地獄にしてはいけませんが、やる気のある現場にしようと思うと、切磋琢磨、衝突も当然のこと。
わかってはいるけれど・・・
自分の未熟さは素直に反省しつつ、自分は性格が悪く、人間失格じゃないかと悩むことも。
ですがこの本を読むと、そんなことを気にするヤワな心根では、事業は継続してゆけないという道理が書かれてあって、勇気が出ました。
給料を払う側、受け取る側では意識が違うことは理解していましたし、体験していますが、それに対してどう処するかまではなかなか踏ん切りがつかない。人に厳しくするということは、自分にも厳しくできるようになるということで、逆に自分に厳しくすることが苦にならないようになれば、良い人材にめぐり合い、育ててゆくこともできるのではないでしょうか。
国が変われども、大差ないなぁと思う半面、日本の事例もいろいろと紹介されていればなお、興味深かったように思います。
中上順子 様

■ダンケネディ関連書籍

➡ 社長は売上を目指すが社員が目指すのは〇〇
➡ 部下をダメにする「とりあえず」症候群
➡ これを読めばリストラされない!
➡ 成約率をアップするテンプレートの秘密
➡ より効果的に人の話を聴くための 5つのステップ
➡ 「値決め」3つの間違い
➡ 屁理屈無し 社長のための時間の使い方
➡ 億万長者の不況に強いセールス戦略
ダン・ケネディ日本公式サイト
Dan S. Kennedy

 


<オンラインビジネス入門>
オンラインビジネス入門書プレゼント

<無料!FXトレードマニュアル>
トレンドに乗れない人が相場に勝つための秘密の投資法


<今すぐアフィリエイター>

======
月刊ビジネス選書に参加する
↓↓↓
クリックして詳細を見る
======

 


【ビジネス書籍ランキング】

No1
相手の頭の中に入る消費者心理の17原則
買わずにいられなくする41のテクニック

↓↓↓↓↓↓↓↓

http://directlink.jp/tracking/af/1411540/OhCZrcqd/


No2
人間を知り尽くしたマーケティングで
「欲しい」といわせる方法

↓↓↓↓↓↓↓↓

http://directlink.jp/tracking/af/1411540/Lcij7go5/


No3
最強営業~紹介戦略~
今すぐ人脈を拡大したい人が読む本!

↓↓↓↓↓↓↓↓

http://directlink.jp/tracking/af/1411540/uQExosuz/


No4
30代で大富豪になったマークの告白

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください