■あなたの会社の会議はいつ?
あなたの会社では毎日、毎週、毎月、
決まった時間に会議をしていますか?
会議はムダ!
なんてよく言われますが、
確かにムダな会議は何も生み出しません。
時間と精神を浪費するだけですね。
でも、次の例をご覧ください。
・オランダの国家予算と同規模の
資産を築き上げたロックフェラーは、
毎日経営上層部の4人で
ランチミーティングを開いていた…
・スティーブ・ジョブズも
アップルの天才デザイナーと
毎日ランチを共にしていた…
・320万ドル数十億ドルに増やした
80代の投資家ブーン・ピケンズも、
毎朝チームで食事をとり、
毎日の戦略会議を実施していた…
以上のように、ビジネスの成功者たちは
「会社(*カンパニー)」の語源である
「共にパンを食べる」ことを実行していたのです。
*語源は後ラテン語の compāniōn で、
ともに(com)パン(panis)を
食べること(ion)という意。
「会議」聞くと時間の無駄のように
感じるかもしれませんが、
国家予算並みの資産を築く人たちが、
無駄な時間の使い方をするでしょうか?
■会議の意味
そうは考えにくいので、どうやら、
ここに何か秘密がありそうです。
ではなぜ、成功者と呼ばれる人たちは、
時間の無駄とも言えそうな
ランチや会議に時間を使っているのか?
一つには、
「互いのことをよく知る」
ことができるからだと言います。
つまり、組織の結束を強めること。
成長が速ければ速いほど、戦略戦術の
見直しや調整のサイクルも短くなります。
さらには、
時間の節約というメリットもあります。
===
チーム会議を開くと、
全員が同じ情報を耳にする。
同じメッセージを1対1の会話で、
あるいはカジュアルな会話の中で
3回も4回も繰り返す必要はない。
====
そして、
もし情報が全員に伝わっていないと、
重大なミスや過失に繋がります。
後始末に追われ、
ミーティングに使うはずだった時間の、
数倍もの時間を失うことになるでしょう。
■会議のリズム
では、会議をやる上で何に気をつけるべきか?
それは、会議のリズムです。
週4日は短い15分の会議
通称「デイリーハドル」。
週1日は1-2時間の会議で、
日、日、日、日、週、のリズムを刻みます。
また、週の部分に月ごと、四半期ごと、
年ごとの会議を入れることで
完全なリズムができます。
=======
1.毎日のハドル
5-15分のミーティングで
戦術的な問題を話し合い、
情報をアップデートする。
2.毎週の会議
60-90分の会議で、四半期の
優先課題の進行状況を確認し、
チームの集団の知恵を使って
気になるトピックを1つか2つ話し合う。
3.毎月の経営会議
半日から1日の会議で、
全ての上・中級管理職と現場の
マネージャーが集まって、
数時間の話し合いが必要な
大きな問題1つか2つについて
協力して解決に取り組む。
4.四半期と年に一度の計画会議
1-3日をかけて行う社外会議で、
リーダーは「成長ツール」を
アップデートし、次の四半期
または1年のテーマを決める。
=======
成長企業のバイブル本
「スケーリング・アップ」
より。
このまま採用する必要はありませんが、
会議のリズムを守って
実施することが重要です。
初めは時間かかるなーと感じたり、
無駄なのではと思ったりすることもあるでしょうが、
各自がきちんと準備して会議に臨めば、
必要不可欠なものだとメンバー全員が認識し、
逆にやらないと気持ち悪くなってきます。
(野球のイニングごとの円陣、
サッカーのハーフタイム、
バレーのタイムアウトでの
ミーティングなどをイメージすると
分かりやすいかと思います。)
ぜひあなたの会社でも
会議のリズムを作ってみてはいかがでしょうか?
きっとチームの結束が固まり、
時間の節約にもなるでしょう^^
>「スケーリング・アップ」の詳細はこちら
■人を増やす仕組み
人を雇おうと考えている個人事業主の方もぜひ。
知り合いの美容サロンオーナーの方が言うには、
お客さんが増えて忙しいから、
ラクしたくて人を雇ったら大変になって、
また一人に戻る、というのは
美容サロンあるあるだそうです。
人を増やせない原因は仕組みがないから。
でも、仕組みの作り方がよくわからない、
と悩むそうです。
本書には組織に必要な仕組みから、
大事なキャッシュの話までが
網羅されているので、ぜひご一読を。
■関連投稿
➡ 社員は、実は密かに気づいている・・・
➡ 社長が知るべき簡単なキャッシュフローの話
➡ 危機を乗り越えるための“キャッシュ”を十分に確保する方法
➡「フラットパック家具」戦略の秘密~IKEA~
➡ Verne Harnish
【推薦ビジネス書籍】
クロージング、口説きに
絶対的な自信が欲しい人が読む本!
↓↓↓↓↓↓↓↓
http://directlink.jp/tracking/af/1411540/pSw71woV/
人間を知り尽くしたマーケティング
で「欲しい」といわせる本
↓↓↓↓↓↓↓↓
http://directlink.jp/tracking/af/1411540/Lcij7go5/